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Wednesday, 11 May 2005

嘆けとて

周囲の人が考へてゐる自分と、自分がかうだと思つてゐる自分の像といふのはちがふものだが。

だが、ここまで違はなくてもいいのになあ、と思ふときもある。

基本的にやつがれは「無為・無能の人」で、今会社に雇はれてゐるのさへ「僥倖」としか思はれない。
「子供の遣ひのなにがわるい」と思つてゐるし、自分から積極的にあれこれ働きかける方でもない。
仕事はしないと生きていけないからしてゐるので、前向きに取り組んでもゐない。

かういふ人間はちやつちやとクビになつてしかるべきだと思ふのだが、なぜか未だにつながつてゐる。
社内には「困つたちやんの行く部署」といふのがあつて(と、やつがれが勝手に思つてゐるだけなのだが)、別に閑職とかいふんぢやなくて、ちやんと必要な部署なのだけれども、「いつかヲレもあの仲間になるんだ」と思ひ続けて数年、未だになつてゐない。

といふことは、社の人はやつがれはあそこまでひどくないと考へてゐるといふことなのだらうと思ふのだが、かの人々を見るたびに同族意識のわくのはなぜだらう。

このたび、社内の英会話講座に参加することにしたのだが。
一度決まつたクラス分けが白紙に戻つたらしい。やつがれと、もう一人仕事も英語もバリバリの人だけ、だが。

かつてもさういふことがあつて、それはもうほんとに買ひかぶり以外のなにものでもないのである。
他人はどうあれやつがれは知つてゐる。自分がどれくらゐ英語ができてどれくらゐできないか、を。

こんなことを書くと「自慢しいやで」と思はれるやうな気がして今までやめてきたのだが、なんともふしぎなのでひとつ。

なんぞと書きつつも、実際に「困つたちやんの部署」に転属になつたりクビきられたりしたら衝撃のあまりどうにかなつてしまふかもしれないな、とも思ふのだつた。

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