ミトン顛末記
_Magnificent Mittens_ といふ本がある。
その名のとほり、magnificent な mittens がてんこもりの編み物の本だ。
特徴は、cuff にある。
普通、ミトンや手袋は手首の部分がゴム編みになつてゐる。ガーター編みやかのこ編みのものもあるが、少ない。ゴム編みだと手首の部分がぴつたりくるので、風が入りにくいといふ利点がある。
ところが magnificent な mittens はちがふ。
手首の部分が裾のひろがつたスカートのやうになつてゐるのである。そして、服の袖をすつぽり覆ふのだ。
どんなんぢや、といふ向きには是非、上のアンカをクリックしてほんの表紙を御覧いただきたい。
こんなミトン、はじめてみたよ。
最初に本を見た時の感想である。
いや〜、編み気をそそられるのそそられないのつて。
そんなわけで、去年の暮れに挑戦してみたのだが。
編込み模様なんだよねー、基本的に(>_<) 。
すでにほどくこと一度ならず。
「もうあきらめやうかな」と思つてゐたところ。
編込み模様の帽子がそれなりにできたのに気をよくして、今日またほどいて編み始めてみた。
♯もうほどいた回数は数へないことにした。賢明である。
だが。
やはりかんたんではなかつた。
このミトン、手の先から編み始める。
ほぼ編みはじめから編込み模様が入つてゐるのだが、これがむづかしい。
編みはじめなので編み地は小さい。そこへ模様を編込む。
ヲ、ヲレにはできん……。
結局。
そのまま編み進めてゐる。いや、編み上がつた後で洗つたらなんとかなるんぢやないかな、といふ期待をこめて、な。
ある程度大きくなつて以降の編み地は、ほどく前よりはましなことだし。
しかし、寒いうちに仕上がるかどうかは謎。
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