お茶の国の人だもの
お茶が売れてゐるといふ。
お茶の葉ではなくて、清涼飲料水のお茶だ。
すでにコーヒーのシェアを上回るほどの売れ行きだといふ。
あたりまへだよなあ。
だつて飲んだ後の感じがちがふもの。
なんぞと考へてゐたら、どうも世の中の人はさういふ受け取り方をしないやうだ。
たまたま聞いてゐたラジオでは、「みんなダイエットに夢中ですからね」といふではないか。
確かに。
コーヒー飲料もまたジュースなども目を閉じて飲めば砂糖水とかはらないといふ話もある。
だが茶が選ばれる理由はそれだけなんだらうか。
やつがれがお茶にする理由は、以下の三点である。
一 甘くない
二 飲んだ後ヘンな感じが残らない。または残つてもわづか。
三 自分が食べる大抵の食事と合ふ
缶コーヒーだと飲んだ後がなんとなくべたつとする。これはコーヒーのせゐではなくて中に入つてゐる甘味料だとか乳脂肪分のせゐだらうとは思ふのだが。しかしだからといつて缶のブラックコーヒーを飲みたいかといふとさうは思はない。
まあラジオのコメンテータ自身は炭酸飲料を好むと云つてゐたので、そこから出た感想なのかもしれない。
などと打ちながらも「お~いお茶」を飲んでゐるやつがれである。
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