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Wednesday, 29 December 2004

萬年筆いろいろ

やつてもーた。
萬年筆を買つてしまつた。

ものはファーバーカステルのペルナンブコ・プラチナコーティング。
「清水の舞台から飛び降りる」心地といふのはかういふ時に使ふものなのだらうなあ。

まづ店頭で手に取つてみた時にずしりと重たい。実際に試し書きさせてもらふと、書き味の滑らかさにほとんど陶然とするばかり。

ちよつと試し書きさせてもらふつもりが、気がついたら購入することに……。とほほ。

ちなみに今回試し書きに使用したのは、縦書きに「いろはに」「色は匂へと」。それと自分の名前の一部分。横書きに「二都物語」の最後のせりふから前半部分。"It is a far, far better thing that I do than I have ever done"、ですな。

ファーバーカステルといふと、昔から色鉛筆が好きで、でも子供にはそれなりの価格なので気に入つた色を一本ずつ何かの機会に購入してゐた。色鉛筆も紙に描いた時のなめらかさが好きだつた。

実は今回上京するといふので、それでは丸善の丸の内本店に行つてみやうと思つた。
現在愛用してゐるモンブランは日本橋本店で購入したものである。
この時は最初から「今日は買ふぜ」といふ心構へで店に赴いた。
だが今回は……まああはよくば、といふ考へはあつたものの、音に聞く丸善の萬年筆売り場を見に行きたいといふのが発端であつた。
萬年筆好きもさうでなくても、一度行つてみるといい。

今回も丁寧に萬年筆の手入れの仕方などを教へてもらつた。
また、カートリッジインキもあるにはあるが、おそらく地元で入手するのは困難であらうと判断し、ボトルインキを購入した。色はブルーブラックに決めてゐたが、どのメーカのものにするか悩んだ。結局靴型のインキ壷にした。

そんなわけで、現在手持ちの萬年筆で同じ文字を書いて並べてみた。
萬年筆とそれで書いてみた文字
右からターコイズブルーのペリカーノジュニア、紫のペリカーノフューチャー、ブルーブラックのウォーターマンクルトゥール、ブルーブラックのモンブラン マイスターシュテック・オマージュ・ア・フレデリック・ショパン、ブルーブラックのファーバーカステル ペルナンブコ・プラチナコーティング。
左の二つは両方ともインキはモンブランだが、カートリッジとボトルでまたかなり色合ひが異なる。ボトルの方が若干青味が強いか。

この中ではペリカーノフューチャーの書き心地が一番かたい感じがする。細字といふこともあるし、個体差もあるだらうとは思ふが。
一番日常的に使用してゐるのはウォーターマンかもしれない。モンブランだと少しかまへてしまふやうな時でも気楽に使へるからだらう。
モンブランは自席でまたは家で使用することが多い。なんとなく人前で使ふのは気恥づかしいからだらう。

さて、今回のファーバーカステルはどのやうに使はうか。
今思案の最中である。

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