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Friday, 24 December 2004

God Rest Ye, Merry Gentlemen -- Reprise

自分でも「偏屈が服着て歩いてゐる」といふ自覚はあるのだが。
「クリスマスが好きぢやない」つてどーよ、と思つたりはする。
積極的に嫌いなわけぢやない。クリスマスソングは好きである。今日も「Adeste Fidelis」や「The Little Drummer Boy」、「The First Day of Christmas」や「God Rest Ye, Merry Gentlemen」を歌つてゐるくらゐだからまつたく嫌いといふわけではないのだ。

思ふに、浮かれた状況が苦手なのである。浮かれた結果、足下をすくはれるのが怖いのだ。

今年の夏のエントリにもあるとほり、「世の中が浮かれてゐる時ほど、悪い輩が暗躍してゐる」といふ困つた妄想にとりつかれてゐるからだらう。だつて自分がさういふ輩だつたら絶対世の中が浮かれてゐる時にお膳立てするよなあ。絶好の機会なわけだし。

しかし、海の向かうにも同好の士(?)がゐると思ふと、なんだか心強い。またこのエントリに対して同意のメイルがあつたといふ話もいい。

さうだよな、好きな人がゐる分、嫌いな人がゐてもなんのふしぎもないよな。

そんなわけで、世の中の人々が、せめて今宵ばかりは心安らかに休めるやう、願つてみたりするわけである。
これぞ困つた時の神頼み、なのだつた。

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