ほぼ日手帳の使ひ道 その二
あひかはらずほぼ日手帳の使ひ道を考へてゐるところだが。
今日ふとこんな写真を撮つてみた。
上にのつてゐるのはやつがれの作つたタティングレースのドイリーである。隅にドロップビーズをあしらつたのはやつがれの idea。これがなんだかとてもよいものにうつつた。
前に「ほんたうは革のカヴァのほぼ日手帳がほしかつた」と書いたが、ナイロンのものにして正解だつたかもしれないと、この時初めて思つた。
ナイロンのカヴァには「カヴァ・オン・カヴァ」がつくからだ。
カヴァ・オン・カヴァといふのは、この写真で光を反射しちまつてるアレである。昔よく教科書にかけてる同級生がゐたなあ、かういふ透明のブックカヴァ。
特に使ひ道も考へず、箱に入つてきたからといふのでとりあへずつけてゐたが、これ、使へるよ、といふので、あちこちから自分で作つた小さなモチーフをかきあつめてきた。
それで撮つたのがこんな写真である。
どうだらう。いきなり「やつがれのもの」感が高まつたのは気のせゐではあるまい。
今までモチーフは一つ作つたところで使ひ道がないからとあまり作らずに来たが、これでできた。これからは作つたらかたつぱしからほぼ日手帳のカヴァに入れればいいのだ。
ああ、こんなことなら紺とか赤とか黒とか淡い色の糸がはえる色のカヴァにするんだつたかなあ、と、一瞬思つたが。
写真だとよくわからないかもしれないが、ブルーベリークリームに白や生成りといふのも案外いいものなのだ。
それに、色とりどりの糸を持つやつがれである。これから華やかなものを増やして行くといふのも手だ。
肝心のほぼ日手帳の使ひ道についてはまだ考へてゐる最中だが、これで持ち歩くことが楽しみになつたのは云ふまでもない。ああ、人に見せびらかしたい気分でいつぱいだ。
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