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Thursday, 18 November 2004

やつてもーた

「超」整理手帳のカヴァを頼んでしまつた。

「超」整理手帳とはおそらく発売当初からのつきあひになる。一時疎遠な時期もあつたが、ASCII24 のアンケートに答へたところ「当選しました」などとて新年度版が送られてきて、また使ひはじめてしばらくたつ。

すでに来年用のリフィルも手に入れて、また使ひ勝手がよくなつてゐてにこにこしながら毎日使つてゐる。
なにがよくなつたかといふと、今年までは週間予定欄の一番下にあつた空欄が一番上にきてゐるところだ。
これで、週ごとの予定がよりわかりやすくなるといふ寸法である。
今までは付箋紙でこの機能を代用してゐた。なぜ一番下の欄に書かなかつたのかといふと、見忘れることが多かつたからである。付箋に「この週はこれをやる」とか「この週にはこんな催しがある」といつた情報を書いて月曜日の欄に貼つてゐた。当然月曜の予定が隠れてしまふが、そのときどきで付箋をはがすことでなんとかしてゐた。

もうこれからはこんなことしなくてもいいんですよ、奥さんつつ。

といふわけで、早速現在見えてゐる予定を書き込んでみた。

やつがれの場合、まづその週にある催しを一番上の方に小さな文字で書き込む。たとへば今週(つて昨日今日ですが)は竜王戦の第三局があるので、「17・18 竜王戦第三局」と書き込む。そして、大事な用件などは区切りの線の上に少し大きめの字で書き込む。線上に書くのは、その方が目立つからだ。たとへば今週はとある仕事に着手しないといけないので「$仕事着手」と書く。この仕事の〆切は一応来月半ばといふことになつてゐるので、12月第三週の欄にさう書き、しかし自分としては今月中にあるていど目処をつけたいので11月最終週の欄にやはりさう書き記す。

「超」整理手帳の長所は長期の予定を一瞥できることであつた。
それがますます見やすくなつた、といつたところか。

ところでカヴァについては何度か買ひなほしてゐる。くたびれてきたなと思つたら新年度版のリフィルを買ふ時にスケジュールシートだけでなく、カヴァのついたものを買つてゐた。
もちろん、国立商店やその他の大変すばらしいオリジナルカヴァが販売されてゐるのも知つてゐた。注文者を募つて作つたカヴァもあつた。
いいなあ、と思つてはゐたが、しかし、気になることもあつた。
「超」整理手帳で気に入つてゐる点のひとつに「薄い」といふのと「すぐに開ける」といふのがある。
「超」整理手帳の予定表等はモジュール式になつてゐて、とりはづし可能になつてゐる。必要なものだけ持ち歩くことができるといふ寸法だ。だから普段あまり必要ないやうな十ヵ月後のシートや半年前のシートなんていふのは自宅や職場においておくことが可能なのである。必要とあればさうしたシートも持ち歩けるところもよい。
また「超」整理手帳には特にボタンやバンドなどがついてゐない。さつと取り出したらさつと開けてさつと書けるといふのが大変よい。

しかし、世のオリジナルカヴァにはさうした点を犠牲にしてゐるものも多々あつた。

そんなやつがれが注文してしまつたカヴァ、それは「かまわぬ」のカヴァである。
前々から「かまわぬ」には弱いやつがれである。たまに歌舞伎座のロビーなどで手ぬぐひが並んでゐるとつい買つてしまふ。
ほんたうは「かまわぬ」とか「よきこときく」、または「芝翫縞」なんぞが好みなのだが……そこはそれ、である。

ちなみに頼んだのは丸菊。なんとなく華やかな感じに惹かれた。もともと花丸とか好きだしな。
#花丸といふのは御殿の場でよく金襖などに描かれてゐる丸い花模様のこと。
#葉や茎が丸く円を描き、その中に花が散らされてゐるものが多いか。
#いやまあこれは実際に見てたべ。

ああ、早くこないかなあ。

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