なんでかのう
ココログブックスコンテストに参加してゐる。
ココログブックスとは、まあ正確なところはこちらを見てもらふことにして、えうするに数多あるココログの中から自薦・他薦を募つて本を出さうといふ企画である。
ココログブックスとしては既に「ココログオフィシャルガイド2005」とフローラン・ダバディーの「魔法のココログ」が出版されてゐる。
現在一時審査中で、最終発表は来年一月とのこと。
1081件の中から1件、書籍化されるココログが選ばれることになつてゐる。
ココログブックスコンテストに参加してゐる人々のココログが更新されると「コンテストPeople」に新着情報が掲載されるやうになつてゐる。題名と冒頭の文章がわづかに載るくらゐだが、これで思はず読みにいつてしまふ weblog もある。
だがどうやらこのページからここに読みにくる人はゐないもやう。
うーん、やはりおもしろくないんだな。
最初はコンテストに参加するつもりはなかつた。
なんたつて選考基準が「ブログならではの機能に関心が高く、コミュニケーションに積極的なもの」である。
「ブログならではの機能」つて、やつぱり「コメント」とか「トラックバック」とかだよな。ちがふかな。
こちらからトラックバックをしたりよそさまにコメントを残したりはするけれども、ここにトラックバックをしてくれたりコメントを残してくれる人は少ない。
#コメント及びトラックバックをくだすつた方々、ありがたうつつ!
つまり、それだけ共感しにくいのだらう。有態に云つて、「おもしろくない」のにちがひない。
いづれにしても最初から選考基準を満たしてゐないのである。
さらにこのかな遣ひである。
応募規約に「日本語で書かれたものに限る」とある。
日本語であることは疑ひないが、おそらく世の中にこのかな遣ひは受け入れられない。
ではなぜ参加したのか、といふと……
「太陽が黄色かつたから」
かな。
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ココログブックス選考開始のトラックバックからやってきました。
狂おしいかな遣ひにやられちゃいました。素敵です。
「太陽が黄色かったから」にシビレました。
Posted by: あさみ | Thursday, 18 November 2004 16:19
あさみ様
コメント、ありがとうございます。
「セックスボランティア」を書いた方だったんですね。
ココフラッシュでエントリの題名を拝見して読みに行ってましたもので、よけいに感無量です。
Posted by: 雅亮 | Thursday, 18 November 2004 23:47