ヂャヂャヂャヂャンティ
すつかりはまつてしまつた。
ヂャンティ織りに。
といふわけでこの写真に写つてゐるのがヂャンティ織器である。これが大きいサイズの織器で、ほかにこれより小さいサイズの織器と丸いモチーフを作る織器が入つてゐる。ちなみに小さいサイズの織器を使ふと右側のモチーフくらゐの大きさのものが作れる。このモチーフは「クリス織り」といふ。サイズ比較のためにゲームボーイアドバンス SP をおいてみた。
大きい織器では丁度千鳥格子を織つてゐるところ。
ヂャンティ織器では大きくわけて、平織り・クリス織り・クリスラー織り・クリスフラワー織り・細織りの五種類の織り方ができることになつてゐて、千鳥格子は細織りの一種になる。
細織りはその名の通り作業も細かくてモチーフ一枚織るのに相当時間がかかる。特に縦糸のかけ方がきつかつたりすると、あとちよつとで仕上がるといふのに異様に時間がかかることになる。
しかし、できあがつたモチーフはそれなりにうつくしいので苦労する甲斐はあるかと思ふ。
そんなわけで、仕上がつた千鳥格子とチェック柄。チェック柄も細織りの一種である。さらに平織りのモチーフが二枚。千鳥格子とチェック柄には縁に細編みをほどこしてある。
先日、ヂャンティ織器についてきた織り方説明はわかりづらい、と書いたが、それはやつがれの勘違ひが原因だつた。一番かんたんと思はれる平織りはやはりかんたんで速く織れるのだつた。
今日一日ですでに十枚以上織つてるし。しかも大きい方の織器でだ。
以前から、この温暖化の世の中、あみものなんぞしてゐていいのだらうかと思ふことがあつた。
元々毛 100% の糸が好きだが、しかし、やつがれの住まふあたりでは毛 100% の毛糸で編んだセータなんぞ真冬でも暑く感じることがある。
しかし、ヂャンティ織ならどうだらう。
一枚一枚のモチーフは実に軽く薄く仕上がる。
これなら案外いいかも。
ひとまづはダイヤボヤージュでマフラでも作らうかなあ。結局二本の輪針でくつ下を編むのはあきらめた。やつがれにはこの方法は向かん。
といふわけで、写真の平織りモチーフはダイヤボヤージュで織つたものである。
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