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Saturday, 23 October 2004

実録! カーディガンのできるまで その三

二ヵ月後、とか書きながら、これが三度目のエントリである。

当然のことながらまだまだ後ろ身頃の半分にも満たないやうなところをせつせと編んでゐる。

ところで、いつたいいつ編むのか、とお尋ねになる向きもあらう。
実のところ、やつがれもニッタの方々に訊いてみたいと常々思つてゐる。

いつたいいつ、どのくらゐの時間編むのか?

やつがれの場合は、自宅のネット環境が「ナローバンド」なのが幸ひしてゐるといつてよからう。
「ナローバンド」なので、Web Page を読み込むにも異様に時間がかかる。その表示を待つあひだ、手持ち無沙汰なので編むといふ寸法だ。

また、悲しい哉やつがれは、ただTVを見るといふことができない。
必ずなにかしながらでないと見られないのである。
それはどんなに好きな番組でもさうだし、蹴球の試合なんかでもそれだけを見てゐるといふことができない。
逆に、好きな番組だからこそなにか好きなことをしながら見たいと思つてしまふ方である。
一昨年までは日曜日にスーパーチャンネルで「スタートレック ディープスペースナイン」と「スタートレック ヴォイジャー」を見ながらタティングレースを作るのが至上の楽しみであつた。

そんなわけで、昔から本を読みながらあるいは家族とオセロに興じながらでないとTVを見られない因果な体質なのである。
そんなわけで、TVを見ながら編む、といふことに相成る。
さほど複雑な編み方をしなければ目を閉じてゐたつて編めるものである(棒針編みの場合はね。かぎ針はやつがれにはちよつと無理)。
中学生くらゐのころはこたつにあたりつつTVを見ながら本を読みかつ編んでゐたこともあつた。まあこのときばかりは編み間違ひも多かつたが、しかし、嘆くほどでもなかつたのでやめられなかつた。

さう、えうは「ながら族」といふアレなのである。

今回はかのこ編みといふこともあつて、メリヤス編みと裏メリヤス編みのくりかへしである。編み方としては至極単純な部類に入ると思ふ。各段の編み始めは必ずメリヤス編みになるやうにしてゐるので、段がかはつたからといつて編み間違へることはない。
ただ、段の途中で一休みした時などには注意が必要である。かのこ編みは単純な編み方でできあがるが、それだけに一目まちがへただけで目立つ編地でもある。

そんなわけで、TVを見ながら編む時などはコマーシャルの間に確認するやうにしてゐる。

カーディガンのやうに大きいものの場合もさうだが、くつ下などこものの場合は後から「さういへばこれを編んでゐる時にあの DVD を見てゐたなあ」とか、「あんな曲を聞いてゐたなあ」と思ふことがある。
カーディガンやセーターになると、どちらかといふと「あの頃、こんな事件があつたなあ」とか「あの時突然暑くなつて(あるいは寒くなつて)」などと思ふことが多いかもしれない。
今回の場合はまちがひなく「台風」であらうなあ。

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