実録! カーディガンのできるまで その二
昨日のエントリはあまりにも長すぎるので、少しまとめを。
カーディガン(でもセーターでもマフラでもいいのだが)を編みたくなる時、といふのはどういふ状態か。
といふわけで、まづは動機について書いてみた。
以下のとほりである。
動機その一 風邪をひいた->なにかあたたかいものがほしくなつた
動機その二 ローワン・イエーガーの店頭でかのこ編みを配したすてきなカーディガンを見かけた
ちなみにかのこ編みは上の写真の橙色の線から上の部分。編み目が汚くておはづかしいが、参考までに。本来ならでつぱつた部分の大きさがそろつてゐて、斜めにきれいに並んでゐるんだけどね。
もひとつちなみに線から下の部分はガーター編み。
編み気がたかまつてきたら、今度はお道具を揃へることにならう。
お道具は次のとほりである。
毛糸 Debbie Bliss Merino DK キャラメル色
針 クロバー匠 輪針六号と四号
その他 巻尺 ものさし 段数カウンタ(今のところ。随時増える予定)
本来はここにパターン(編み図とか編み方とか)が入るのだらうが、今回はいきあたりばつたりといふ名のオリジナルなのでなし。一応参考パターンは以下の本に掲載されてゐる。
#が、編みはじめから現在までまつたく参照してゐない……。意味ないぢやん。
_Knitting WORKBOOK_ by Debbie Bliss
ROWAN MAGPIE ARAN のかのこ編みのカーディガン
それと、手持ちのカーディガンのうち「これがいい」といふのを元に寸法をとつてある。
このやり方については以下の書籍を参考にしてゐる。
「男のニット 手トリ足トリ」橋本治 著
参考 WebPage は以下の三つ。
たた&たた夫の編物入門
Debbie Bliss
Twisted German Cast On
今回の場合、通常の編みたくなる順とちがふ点がいくつかある。
まづは、パターンがないこと。
これはあくまでもやつがれの場合だが、ふつうはあみものの本を見てゐて「これが編みたい」といふのがあつて、そこからはじまることが多い。
だが今回はとにかくなにかカーディガンを編みたいといふのが先にあつた。
また、既に毛糸が手元にあつた。
普通の場合はカーディガンを編むほどの毛糸が手元にあることはないんぢやないか。いや、あみものをふつうになさる方にはあるのかもしれないが、多分さうでない方の場合は「編みたい」と思つてから毛糸を買ひに行くのだらう。
まとめと云ひながら長くなつてきてしまつたので今回はとりあへずここまで。
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