暗号・フィボナッチ数列・ファイ
といふわけで、あひかはらず _The Da Vinci Code_ を読んでゐる。
遅々とした進みではあるけれども。
いや~、案に相違のおもしろさである。
丁度「ファイ」に関するくだりを読んでゐたところなのだが、畳みかけるやうな話の進み方(展開ではない)で、陳腐ではあるが「巻おくあたはず」とはこのことかとも思ふ。
いや、まあ「かういふ展開になるんでせう」と思つたら案の定さういふ展開になつたりもするのだが、それも物語には必要さ。
これ、翻訳でもかうなんだらうか。チト気になる。
翻訳で気になるといへば、暗号部分である。
シャーロック・ホームズの「踊る人形」を例にとるまでもなく、ある言語で暗号なものを他の言語に翻訳するといふのはかなりむづかしいのではないかと思ふ。結局英語なら英語のままにしておくしかないのでは。
暗号ではなくても「Yの悲劇」みたやうな場合はむづかしいよなあ。
まあやつがれの予想では「ダヴィンチ・コード」では暗号部分は英語のままなのだが、実際どうなのだらう。
翻訳本、読めつて?
うーん、とりあへず今読んでゐるものが終はつたらちよろりと立ち読みでもしてみるつもり。
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