買ふ前に編めっっっ
そろそろ本屋の店頭にあみもの関連の新刊が目に付くやうになつてきた。
先日「毛糸だま」の秋号も発売された。
いよいよ毛糸であみものの季節の到来かっっ。
と、一人でもりあがつてゐる。涼しさと暑さの波に一喜一憂してゐる状態とでもいはうか。
この秋冬の新作毛糸もだいぶでまはつてゐる。
先月早々にダイヤモンド毛糸の新作ダイヤパルテアとダイヤボヤージュを入手してゐたが、先ごろパピーの新作バーリを購入した。
今年の流行はアルパカ混なのだらうか、上記三点いづれもさうである。そして段染め。
段染めの毛糸は確かに編んでゐて楽しい。毛糸だま一つしか使はないのにどんどん色がかはつていく。
特にダイヤモンド毛糸の段染め糸は以前からうつくしいものが多い。ダイヤミュゼファインなどは合細くらゐの糸にはめづらしく段染め(といふのかのう)で、つい買つてしまふ。ジェニーさんなんぞにセーター編んであげるととてもおしやれなものができあがる。
現在のところダイヤパルテアでは輪針二本遣ひのくつ下、バーリでは「ヨーロッパの手あみ 2004秋冬」の表紙に出てゐる帽子を編んでゐる。帽子の方は白樺編みといふかバスケット編みといふかあじろ編みといふか……そんな風に呼ばれてゐる編み方のものだ。
#もちろんプリンセスアニーで Frode も編んでをりますよ。
ダイヤパルテアは毛とアルパカと化繊の根毛で、並太。ふわふわとした感じの編地になる。肌触りもいい感じ。くつ下にはもつたいなかつたかもしれない。
バーリはシルク・モヘア・アルパカ・毛・化繊の根毛で、こちらも並太。編地は軽くやわらかいが、少しちくちくした感じがする。モヘアのせゐだらうか。だがまあ今編んでゐるのは帽子なのでかまはぬかまはぬ。
その他、新作毛糸で気になるのはリッチモアのコットンウール。毛と綿が半々といふことだが、ひよつとしたらあまり寒くならない地域に住まひするものにはいいかもしれない。あと暑がりとかね。Rowan の WoolCotton は大好きな糸なのだが(でもうまく扱へないのであまり使つたことはない(/_;))、こちらはどうかなあ。
「ヨーロッパの手あみ 2004秋冬」の裏表紙にはモーリスで編んだドミノ編みのジャケットが出てゐて、これにもいたく心惹かれる。
と、心は千々に乱れるものの、家には毛糸が山積してゐるし……これ以上買へないよなあ。
とほほ。
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