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Tuesday, 06 July 2004

飢餓列島?

ここのところずつと山本夏彦を読んでゐる。
それで思ひ出したことがある。
戦中戦後の食糧事情はみんなが云ふほど悪くなかつた、といふ話である。

知り合ひに皇紀二千六百年生まれのご婦人がゐる。
ご婦人の年齢を云々するのはどうかと思ふが、ここでは重要な話なので書いておく。
このご婦人、えらく食べ物の好き嫌いが多い。
どれくらゐかといふと、いつたい戦中戦後の困難な時期、なにを食べて生きてきたのだらうと思ふほどだ。
まあ牛肉が嫌いなのはともかくとして、野菜類はほとんど全滅だし、穀類についても白米・唐黍・馬鈴薯・薩摩芋はともかくその他がダメだと聞き及ぶ。

戦中戦後の食糧難については小さい頃からイヤといふほど聞かされてきた。
いつたいこのご婦人は、その大変な時代に何を食べてゐたのだらう。

さう。山本夏彦の書くとほりなのだ。
戦中戦後、食糧難だつたのは限られた地域でのことだつたのだらう。
かのご婦人、その当時は遠州浜松在、子供の頃から手癖が悪く……では日本駄右衛門か……もとい、遠州新居関のそばで過ごしたのだといふ。
話のつれづれに、ご婦人の御母堂などは浜名湖畔や浜辺で牡蠣を拾つては生で食べてゐたといふ話も聞いた。
あのあたり、海の幸には困らなかつたらしい。
またおそらく農家も多く作物もよくとれたのではなからうか。

まあ、当時育ち盛りの男の子だつたりしたらまたそれはそれでちがつたのかもしれないとは思ふがな。

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