暑い時の手芸
あみものもちよこちよこしてはゐるのだが。
かう暑いと毛糸を扱ふのは躊躇してしまふ。
そんなわけで、なんだかひたすらタティングレースばかり作つてゐる。
先日 DMC は Cebelia の 20番を使つてよかつた、といふ話をしたが、この週末は同じく 10番を使つたりしてゐた。色は紫。
なんで突然そんな糸を使つたりしてゐるのだ、とお尋ねの向きもあらう。
あ、わかつた、stash の整理をしてるんでせう、とすぐにおわかりになる向きもあらう。
さう、とにかく糸が(毛糸もレース糸も)増えすぎてしまつてどうにもならなくなつてゐるのである。
そんなわけで片付けるつもりがあつちにもこつちにも手を出す結果に……とほほ。
紫の糸では _Tatting with Visual Patterns_ から Black Magic といふ作品を作つてゐる。
現在進行形なそのわけは、長いものを作つてゐるからである。
まだまだたいして出来てゐないが、ちよつと見た感じは amethyst とでも呼びたいやうな感じだ。
これなら完成することも可能……かな?
しかし、普段オリムパスの40番使用の身には DMC の10番はなんだかロープのやうに思へる。糸が太いと目をそろへるのも結構大変。糸が太い分、目立つんだよな、不ぞろひだと。
ところで、こんなにいろんな糸に手を出せるのには理由がある。
それはボビンを使ふシャトルを使つてゐるからだ、と、自分では思つてゐる。
今までは一作品に必要な数だけシャトルを用意する必要があるのだが、ボビン使用のシャトルなら作品から作品を渡り歩くのにボビンをとりかへればいい。
……これつてひよつして UFO(しつこいやうだが UnFinished Object)を増やすだけ?
といふわけで、一応 Masquerade はこんな感じ。
モチーフつなぎはつないだ結果、別な模様がうかびあがつてくるのが楽しい。
これはかぎ針編みでもさうだなあ。
次回手芸ネタの時は今毛糸で編んでるものを紹介できたら、と思つてゐるが……
この暑さではどうかのう……
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