それは次回の講釈で
羽生善治名人が勝つてしまつた。
名人戦第五局のことである。
「勝つてしまつた」なんぞと書くと、まるで羽生名人が勝つて悪かつたやうな感じだが、さにあらず。
といふことは、過去の日誌をご参照いただければなんとなくご理解いただけることと思ふ。
たつた今、佐藤康光棋聖と高橋和女流二段による解説を見たばかりである。
佐藤棋聖は……こんなことやつてる場合ぢやないだらう、棋聖こそ、対局の場に臨んでゐるべき人なんぢやないかと思ふ気持ちもあるが、その一方で、実は我が家はあげて棋聖の解説のファンなので、うれしいやうなかなしいやうな……うーん。がんばれ、みつくん。
つて「みつくん」呼ばはりかよ。
もとい。
といふわけで、楽しみもまた次回に持ち越し。
過去の日誌にも何度か書いたが、将棋にはまつたきつかけは羽生善治・当時竜王と森内俊之・当時名人の公開対局のTV中継を見たことなので、この二人の対局がまだ見られるのはうれしい。
うれしいが、つらい。
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