ニシキヘビ
今日は一日家でぼんやり「空飛ぶモンティ・パイソン」なんぞを見てゐた。第一シリーズの後半である。
見ながらあみもの。
嗚呼、至福の一時。
好きなんだよなあ、モンティ・パイソン。ここのところ、人生で三度目くらゐの「パイソン病」にかかつてゐる。
はじめて見たのが吹替へ版で、しかも広川太一郎の印象が異様に強かつたので、モンティ・パイソンに関してはずつと吹替へ派だつた。DVD Box も吹替へが入つてゐないといふので購入を見送つてしまひ、結局買へなかったくらゐである。
ちなみにスタートレックとかセサミストリートとかマペットショーは吹替へはダメ派である。あー、でもまー矢島正明は大丈夫。ほかがね。だつてジョージ・タケイつてものすごく渋くていい声なのにあれぢやあ……まあ仕方ないか。吹替へでは「Mr. Sulu」ぢやなくて「Mr. カトー」だもんな。最初、イタリア人かと思つちやつたよ。「Mr. Scott」も「Mr. チャーリー」だしなあ……。
でもやつぱり一番許し難いのはだれも「Dr. McCoy」のことを「Bones」と呼ばないことだらう。うむ。
もとい。
しかし、ここのところの病再発で、そんなことは云つてゐられなくなつた。
吹替へなしでもいい。
モンティ・パイソンが見たい。
といふわけで、気がついたらバラ売りDVDをぽちつとなしてゐたのが五月の連休前後だつたらうか。
ぽつぽつとしか購入できないのだが、いや~、これがよくてねえ。
DVD は見てゐる暇がなかなかないので、歌のCDも購入してしまつた。気がつくと「芬蘭 芬蘭 芬蘭」とか鼻歌歌つてる始末である。ショパンを聞いては「オリヴァー・クロムウェル」の歌歌つたりな。危険危険危険。
それにしてもモンティ・パイソンのどこがそんなに気に入つたのだらうか。
不思議だなあ。
やつぱりあの色合ひかなあ。
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