裏切り者
つてはみだしつ子の六巻のタイトルぢやないよ。
collaborator、ね。
それにしても一昨日のキング・カメハメハはすごかつたね。
しかし、横山典弘、無印だと相変はらず強いなあ。
もとい。
Lily M. Chin はその筋では有名人である。
その筋つていはゆる「その筋」ではなくて、あみものの世界では、くらゐの意味だ。
前の著作である _The Urban Knitter_ はピンとこなかつたものの、今度の本はもうまるで全身のツボを押されたやうな感じである。
_Knit and Crochet with Beads_ がそれである。
どのページを見ても「あみたい(>_<)」と思ふやうな作品ばかり……。いやはや。
似たやうな本で、_Knitting with Beads_ といふのも持つてゐるが、編みたさ度では絶対こちらの方が勝つてゐる。
_Knitting with Beads_ はあみものとビーズの組み合はせの技法三種類を紹介し、それぞれの技法毎に作品が載つてゐる。最後には全技法を組み合はせた作品も載つてゐる。
三種類の一はビーズ刺繍である。「刺繍」といふあたりでやつがれとしてはすでに挫折気味だ。
なぜなら縫ひ針が苦手だからである。とほほ。縫ひ物が全般的にダメなんだよ(/_;)。
残りの技法は Beaded Knitting と Bead Knitting。この二つはちがふんださうである。
どうちがふのか。
Beaded Knitting の方はガーター編みで裏面 (wrong side、な) を編む時にビーズを編みいれる。ビーズは表面 (right side、な) に編みこまれる。これは自分でもよくやる方法なのでわかつた。
Bead Knitting は表面を編む時に表側にビーズを編みこむらしい。このあたり、まだよく読んでないのでわからない。
さう、つまり、三つの技法のうち、二つは苦手かよくわからないかのどちらかなのである。
一月から五月頭にかけての疲れが抜けきらない頭に新しいものごとは入つてこないのだつた。
# と云ひわけしてみたり。
一方の _Knit and Crochet with Beads_ だが、こちらはに出てくる技法は身近なものが多い。かぎ針編みとビーズの組み合はせならしよつ中やつてるからな。
ひとまづは PDA Cover を編むことにしやうと思つてゐる。今エミーグランデの新色のうち赤い糸にビーズを通してそのままになつてゐるのがあるのだ。これがまさに PDA Cover にうつてつけなのだ。
あとくつ下もいいなあ。
つていつ編むんだよ。
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